もともとWindowsXPとWindows7のデュアルブートになっていた仕事でつかっているノートPC(Let's Note CF-W7)に、LinuxMintとUbuntuを入れてトリプルブート超えの「テトラブート化」させました。
ポイントはインストール時に自動でインストーラにやらせず、自分でパーティションを決めてやることで、私の場合は下記のやりかたで4つのOSをぶっこんでます。
①Windows7からEaseus Partition Manager Home Edition(http://www.partition-tool.com/personal.htm) → EaseUS Partition Master Free(http://jp.easeus.com/partition-manager-software/free.html) を起動し、WinXPとWin7のパーティションサイズを最小化。データ保存パーティションを作ってあるので、それも適切なサイズに変更。残りの領域を全部未割り当て状態にする。
↓http://www.partition-tool.com/easeus-partition-manager/screenshot.htmから引用
こんな感じの画面で変更できます。
②UbuntuとLinuxMintのisoイメージをダウンロード。
UbuntuはJapanese Teamのページから日本語Remix版をいただきます。
http://www.ubuntulinux.jp/download
Linux MintはVer12 のデスクトップ環境がLXDEのやつ。
公式サイトにはまだあがっていないらしく、下記ブログサイトからダウンロード。
↓The Linux Mint Blog » Blog Archive » Linux Mint 12 LXDE released!
http://blog.linuxmint.com/?p=1937
③どの方法でもいいけど、WindowsならLinuxLive USB Creator(http://www.linuxliveusb.com/)
を使って、 Linux LiveUSBを作成。私はOSを切り替えるのが面倒くさかったのでUSBメモリを
2本使いましたが、別に1回ずつLiveUSBを作っても良いと思います。
④LiveUSBのUSBポートに挿してBoot。どっちから入れても同じですが、私の場合はLinuxMint→
Ubuntuの順序で入れました。
⑤インストーラが起動したら、「インストールの種類」のところで「それ以外」を選びます。
この方法で入れる場合、スワップ領域とインストールパーティションの両方が必要
なんですが、この時インストールパーティションのマウント先に「/」を選んで置かないと
インストールが先に進みません。日本語のエラーメッセージの意味がわからなくて
かなりハマりました。。。
⑥あとは適当に進めていけばインストールは終了。
まったく同じ手順でUbuntuも導入しますが、スワップパーティションはすでにあるので単純に
インストールパーティションを作って導入してあげればOKです。
最終的なパーティション構成はコチラ。拡張パーティション70GB中にUserDatas 34GB、Ubuntu_System 20GB、LinuxMint_System 14GB、スワップ領域2GBが作られています。
grubも編集して、メモリテストとリカバリーモードを排除。これを見るとWindowsXPはWindows7のブートローダーを使って起動してます。多分うまく編集すればgrubからXPも起動できるんでしょう。どうやればいいかよくわかんないっす。教えてエライ人!
テトラブートってのは初めての経験ですが、全部のOSで問題なく起動できることも確認済み。
とりえあずこれで仕事のWeb検証作業も問題なく実施できるし、普段はUbuntuで作業し、
モバイル運用するときだけMintを使うという使い分けができそうです。