あれだけ絶賛していたhuluですが、先日解約しました。
理由は、単純にコンテンツが甘いから。
海外ドラマにフォーカスしたのはいいんですが、逆に映画が甘くなってしまい、面白そうな映画が殆どなく、また自分が見たい30分モノのドラマやTV番組などが全くない。
もっとも、自分の自由になる時間が殆どなく、その中でhuluを見る時間を作ることができないのが最大の理由ですが。。。。
これまでは嫁が海外ドラマを見ていたので更新してましたが、見たいモノはだいたい見尽くしたらしく、逆に地上波の方で見たいのはやってるからもう要らないとのこと。
オンデマンドなのにオンデマンドにあらず?
しかし、せっかくオンデマンドで動画が観れるサービスだというのになんとも「勿体無い」。会員はローカル保存できるんであれば入れ替えするのは構わないけど、コンテンツが無限にあるわけではなく月次に入れ替わって行くのでは、見たいモノは後でみればいい、が出来ないのでオンデマンドである意味がない。これなら、もうちょっとお金を払ってTSUTAYAディスカスに契約した方がマシかもしれない。あそこなら最新のドラマも映画もDVDにさえなってれば見れるし、そもそも時間がない状況は変わらないわけだし。
結局、僕ばかりでなく、みんなも時間がないってことに変わりはないわけで、無限に動画が見れる!のはもはや売りにならないんじゃないかなぁ。
今の時代にウケる動画配信サービスとは?
情報過多な今の時代は、なんでもありますなんてこと(量や種類)より、キュレーションと軽めのコンテンツ配信(本人との適性とある程度の制約)が重要。だとすると、個人的にはその昔、auでやってた夜中にニュースの動画配信するサービスのようなものは、今こそ結構ウケるんじゃないかなーと思う。
Gunosyやcrowsnestみたいに、個人の興味範囲をSNSの発言内容やプロフィールから自動的に判別し、例えば映画やTV番組のトレイラーをキュレートしてpush配信。通知だけじゃなく動画そのものもバックグラウンドで配信させて、朝になったらそれが届いてる。
その中でもっと見たいものがあれば本編の動画に誘導して、課金するもよし、動画にCMを混ぜるもよし、なんからの形でマネタイズさせたうえで動画を提供し、ストリーミングで配るか、またはこっちもバックグラウンドでダウンロードさせればいい。本体(アプリ)に保存できる動画を例えば5本までに限定して、そのアプリからだけしか再生出来ないようにしたり、再生可能期間の制限を設ければ著作権の本題もクリアできるはず。
とまぁ、こんなのは技術的には簡単にできるはずなんだけど、そういったアプリを引っさげたサービスはいまのところひとつも登場してきていない。ここからは推測なんだけど、すくなくとも日本においては著作権まわりの問題がクリアできないからなんじゃなきだろうか?ということは、我々が望むようなサービスはこの先も当分のあいだ出てこないってことだ。うーむ。。残念。