電磁波に撃たれて眠りたい!

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Amazon Prime Video 4作品一気見した

よく見たらブログの投稿が1年以上止まってて衝撃を覚えている今日このごろ、いかがお過ごしですか?

さて、2022年9月の3連休前半戦。初日は神田に買い物に行けたものの、あとは巨大台風が来ていた関係で子どもたちとどこにも出かけられないこともあり、Amazon Prime Videoにあった映画を4作品一気見しました。

最近、ネトフリやプライムでの映画はハズレが多かったんだけど、どれもアタリだったので、なまってたアウトプットのリハビリも兼ねて4作品を軽くレビューします

ムーンフォール

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月は実はXXXでした!というよくある陰謀論そのものをまるっと映画化したSFディザスター・ムービー。 月が地球に落ちてくる的なお話で、アメリカ映画ありがち設定のオンパレードで、こういうのがダメな人はダメだろうね

  • 主人公の男は離婚を経験して、嫁さんと揉めてる
  • 昔やっていた仕事の関係で心を病んでいて、仕事も干され気味で腐ってる
  • 主役のもう1人は太った自称天文学博士の陰謀論オタク
  • デジタル系設備が使えなくなりアナログ時代の装備で危機を迎え撃つ
  • AI 対 人間の構図

映像はローランド・エメリッヒ監督なのでなかなかの見応え。 月が地球に迫ってきて、重力が狂ってくる映像はなかなかです。

ストーリー展開的には、ディザスター・ムービーのお家芸的なベタベタ展開で、最後の最後は陰謀論なので アレな展開で、こちらももう予想通りって感じ。

各レビューサイトの評価は散々だけど、私は個人的にはこの超ベッタベタな展開が面白かったです。 NetflixやAmazonPrimeVideoの独占映画でもっとずっとクソなやつを見てるので、感想としては至って普通。 期待せず肩の力を抜いて、音量大きめ見ると良いです。

13+なのでお子様と見るときは要注意ですが、あまり性暴力表現は少ないので多分大丈夫です。

Radius

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92分という短い時間から完全に興味本位で見てしまった作品。いわゆるサイコスリラー映画で、完全にハズレになることを覚悟の上で見たけど、なかなかに面白かったです。 「半径15メートル以内全員即死」と書かれている通りで、物語の前半は事故で記憶喪失になった主人公が自分の周囲で人が次々死んでいくことからウィルスやガスなどの発生を疑いますが、次第にそれが自分の近くに来ただけで死んでしまうことに気づくところから始まります。

物語は失われた記憶を取り戻しながら進んでいくのですが、いろんな意味で衝撃のラストに到達するまではずっと淡々と物語が進むので、子どもたちと見る作品ではないかも。 いろんな意味で、衝撃的なラストの意味は見てもらえればわかりますが、お酒を飲みながらまったり見る大人の映画ですね。

アトラクション 制圧/アトラクション 侵略

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これはちょっと前から見たい思っていたのですが、実は「ロシア映画」という理由だけで見るのをやめていました。 しかし、SNSなどでやたら話題になっているらしく、見てみたらその意味がわかりました。

映画そのもののはSFモノなのですが、ハリウッド映画のように地球に攻め込んでくる異星人とドンパチやって打ち勝ったぜHAHAHA!みたいなウェイウェイなノリではなく、基本的には異星人が好戦的ではないところがポイント。また、ロシア人がロシア軍部に対する不信感がもともと強いことが映画からも伺われるのですが、この映画の中で繰り返し言及される、戦争はするべきではない、いがみ合わず助け合おうみたいなメッセージが、いまのロシアの現状に対する猛烈なアンチテーゼとなって、非常に複雑な気持ちになってしまいました。おそらくロシア国内で戦争をしたいなんて思っている人の数は多くはないのでしょう。我々が知っている情報がどこまでが本当で、ロシア人の民意が本当はどうなのかなんて分からないし、ロシア国内でも相当に情報操作されているでしょうから、いまのプーチンがやっている戦争をもってロシア人全部が悪人だと決めつけてしまうことは無いようにしたいと思いました。

もちろん、結果的にはロシア軍最強みたいなところもあったりはしますが、それこそAIと人間の根本的な違いに触れていたり、人間ドラマがあったりとかなり作り込まれている作品であることは間違いなく、ロシア映画であることをいったん脇においてフラットな気持ちで見てほしい作品ではあります。

作品としては1のほうがちょっとギャグも入ったりして面白く、2はVFXにかなりお金をかけているところもあり少し面白みは抜けてしまいますが、それでも通しで一気に見れる映画です。

たまに一気観すると映画っていいよなーとあらためて思いますね。 入り込みすぎて、映画の内容が夢に出てきてしまうのが玉に瑕ですがwww