うちのMacは嫁さんのたっての希望でBootCamp入れてWindows7とDualBootにしているのですが、ブートパーティションを選ぶのにLinuxのgrubみたいなのがなくて、起動時にわざわざoptionボタンを押しっぱなしにしないとブートセレクタが出てきません。
↓純正のブートセレクタ画面。左のEFI Bootが本来はMacintosh HDになる。
私はあまり長いMaccerではないので知らなかったのですが、ブートセレクタとして有名な「rFEIt」というアプリケーションがあるらしいのですが、どうやらそれがこの3月末で「rEFInd」というプロジェクトに引き継がれたらしいので、今回はコイツを導入してみます。
↓rEFIt - An EFI Boot Menu and Toolkit。これが古い方。
上のほうに「長い事メンテナンスしてなくて、rEFIndという分岐したプロジェクトで
開発を続けてるよ」って書いてある。
↓The rEFInd Boot Manager
http://www.rodsbooks.com/refind/
ぱっと見、ちゃんと英語読まないと有料ソフト?っておもっちゃいますが、ただのドネーションウェア(カンパウェア)です。左側のContentsにあるGetting rEFIndからダウンロードできます。
↓The rEFInd Boot Manager: Getting rEFInd
http://www.rodsbooks.com/refind/getting.html
このページの「A binary zip file」っていうところからダウンロードできます。
ダウンロードしたzipファイルを解答して、readme.txtを読むと、
>The easiest way of installing rEFInd is generally to
>use the install.sh script; however, you must be running
>under Linux or OS X to do this. If you're using either
>of those OSes, simply typing "./install.sh" willgenerally
>install rEFInd.
とあるので、finderで解答したフォルダを選択して右クリック→新規ターミナルで
開くを押してターミナルを起動し、指定された通りにinstall.shを起動します。
$ ./install.shNot running as root; attempting to elevate privileges via sudo....
Password:
Installing rEFInd on OS X....
Installing rEFInd to the partition mounted at '//'
Copied rEFInd binary files
Copying sample configuration file as refind.conf; edit this file to configure
rEFInd.
WARNING: If you have an Advanced Format disk, *DO NOT* attempt to check the
bless status with 'bless --info', since this is known to cause disk corruption
on some systems!!
Installation has completed successfully.
$
インストールはこれだけで完了。リブートすると自動的にMacのパーティションとBootCampのパーティションの両方が表示され、カーソルキーで選択できるようになります。
先に画像で出しちゃってますが、このrEFIndを導入しても、OPTIONキーを押しながら起動すると普通に純正のブートセレクタが起動します。一番左のEFI Bootを選ぶとrEFIndが起動します。とはいえ、こんど通常のブートセレクタを使うのは復旧データを使わなきゃならない状況になった時でしょうね。