ラスベガスっていったらアメリカの代表的な都市ですが、前回のフロリダ旅行でアメリカの食事はマズいのを痛感していたので予想はしていたものの、やっぱりナメてかかっていたのでかなりヤラれました。出張直後に体調を崩したのも、食事が原因だった可能性も高いです。。。。
それではラスベガスでの食事状況を見ていきましょう。
re:Invent入場者特典の食事
re:Inventのカンファレンスパスは$1500もするのですが、これには期間中の食事(朝食・昼食・軽食・コーヒー・夜食・酒)が全て含まれています。
ただ、その内容が大問題。。。 これがベネチアンで提供されるビュッフェ形式の朝食なのですが、、、
炭水化物をおかずに炭水化物をたべ、それを炭水化物で流し込むという血糖値スパイク上等のメニューになっております。アメリカ人はこういうのをあたりまえのように朝食として食べているのでしょうか?これで病気にならない彼らのカラダの構造を知りたいです。
そしてこれがカッチカチのバンズに歯ごたえ満点のパティ。圧倒的な肉汁感ゼロと風味ゼロ!
あまりのまずさに驚愕し、結果的に初日だけ食べて残りの期間は1度も食べに行くことはありませんでした。
さらに、、、、 これがトレジャーアイランド側で出された、同じくビュッフェ形式の昼食。ベネチアンでも同じものが出された模様。
ぱっと見、ライスもあってよさそうですが、当然のようにお米はパサパサ。それだけならまだしも、サラダの葉っぱも謎のドレッシングで台無し。肉に至ってはスパイシーとは程遠い謎の調味料で味付けされておりとても食べれる物ではありませんでした。
昼食も朝食と同様、これっきりで食べることはありませんでした。
救いだったのはre:play会場の食事
唯一、救いだったのはre:playの会場であるthe Parkで提供されていた食事です。 これは小ぶりなものが多く、味もかなりイケていました。ケータリングの会社がホテルとは違っていたのかもしれません。
じゃあ外食はどうだったのか?
他にも色々店はあったんだと思うんですが、結果的に「ステーキ&甲殻類祭り」になってしまいました。
確かにステーキもエビもカニも、すごくおいしかったです!初日の感動たるやなかったです。
が、、、、、
連日連夜、それぞれ別のメンバーで会食を行っていたのですが、その度に種類の違う「ステーキ&シーフード」のお店に行き、毎回ステーキとエビとカニを食べていると、徐々に飽きがでてきます。さっきの理由で日中ほとんどものを食べていないので、まともな食事は夜だけなんですが、いくら美味くてもそこが毎回同じになると、さすがにちょっと辛かったです。 もちろん、美味しいは美味しいんですけどね。
小休止のはずのヌードルカフェがまたハズレ
さすがにちょっと胃の方が辛くなってきたので、途中昼食として中華料理というかヌードルカフェ?に行ったのですが、、、、ここもちょっとひどい。
麺が全然茹で上がってなくてボソボソ。具も中華鍋で強火で炒めた感じはなく、正直冷凍されていた食材をレンジでチンしたんじゃないかって感じ。。。。
ここでも食欲を満たすことはできず。。。泣きながら部屋に帰り、プリングルスで腹を満たしたりしてました。
地元の有名店に行くも、、、、
あまりに辛かったので、最終日の夜は外出して、付近で有名な店に行こう!ということになり、ネットで調べてプラネットハリウッドの中にある「Pink's」という有名なホットドッグの老舗に行ってみました。しかし、、、、
相変わらずアメリカンなボリュームで、味はあるが風味がない。。。。
これまでのステーキ&甲殻類に比べると薄口だったので食べれるには食べれましたが、野菜もなにもないので満腹なのになんか不満感の残る感じ。
現地にいる間、心から「美味しい!」と唸ったのは、初日の夕食ではじめて食べたステーキと魚介類だけでした。
痛めた胃袋に染みわたった「お茶漬け」
re:Inventに鋭意参加されていたスカイアーチさんのご好意で、部屋呑みの席でお茶漬けを頂いたのですが、まーこれが美味かった!
↓あまりの旨さにアゲアゲな私と同行者(一応モザイク入れときます)
日本人であることを再認識するとともに、アメリカ人の味覚のバカさ加減と、「かおり」を感じ取れない能力に久々にイラっとしましたね。まぁそういうアバウトであるいみ強靭な感覚が、AWSみたいなスゴイモノを生み出しているのかもしれませんが。
教訓:野菜ジュース+アルファ米+カロリーメイトを持ち込め!
どの食事をとってもそうですが、野菜類は基本的にきちんと別枠で頼まないとついてきません。それもそれなりに高額ですから、おいそれと頼むと値段が一気に跳ね上がります。
お米が恋しくなるのはもちろん、あまりにも野菜を食べなさすぎてなんだか恐ろしくなってきます。日本に居ると野菜不足といいながらも、根菜類やら穀物やらをなにかしらの形でとっているので、ここまで取らないなんてことはほぼないからです。
それと、余りにもメシマズなうえ何を頼んでも料金がクソ高いので食事を抜くことが多く、こうなってくると栄養が偏ったり、エネルギー不足に陥る可能性が非常に高いです。特に酒もそれなりに飲みますから、アセトアルデヒド分解のために良質な炭水化物の摂取も重要です。私もそうですが、re:Inventに参加された多くの日本人が帰国後に体調を崩されたようです。あの熱気に浮かされて気合いで乗り切れるほど、ラスベガスという場所は甘くはないのかもしれません。
AWS re:Inventの「怒涛の一週間」を無事に乗り切るためには、
・野菜ジュース
・アルファ米(+お茶漬け)
・カロリーメイト
このあたりはスーツケースにぶち込んでおいたほうが間違いがないと思います。