電磁波に撃たれて眠りたい!

今日も電磁波浴びまくりのIT業界で働く@mamohacyがガジェット/クラウド/IT業界を語ってくブログ

巨大唾石摘出手術 体験記 vol.5(最終回) 〜邂逅〜

2020年10月29日 朝食

手術当日の夜はやはり痛みが出ていたのか、まったく熟睡できずひどい寝不足状態で目を覚ました。

丸一日絶食をした後の最初の食事は全粥だった。まずいのを覚悟していたが普通においしく、むしろ飲み込むたびに激痛で、食べることがまともにできないのが辛かった。

ついに巨大唾石とご対面

前日、看護師さんに「取れた石をケースに入れて置きましたからねー」と言われたのを思い出した。

病室のTV台に置かれたケースを手に取ると「カランカラン」と石が転がる音がした。

恐る恐るケースの蓋を開けると、そこには驚愕のモノが待ち受けていた。

1.5cm x 2cmあるとは聞いていたが、実際に取り出した石が本当にそのサイズだったことにあらためて震撼。。。。 サナギのような見た目がグロすぎて言葉を失った。こんなものが体の中にあったら、どこか体調がおかしくなっていても不思議じゃない。というかなぜ痛みがなかったのかまったく意味がわからない。とりあえず手術をしてよかったと思った。

あっという間に退院

最終日は口腔外科で手術部位の最終確認が行われ、問題がないということで退院手続きに移る。微妙に頭痛がするものの、バイタル的には問題がないという判断がされ、もう事務的に退院までの処理が行われた。素早く支度をして病院を出る。短い期間だったが少し愛着が湧いてしまった。横浜市立大学病院の皆様、岩井先生に大感謝し、病院を後にした。

モノレール、JR、新幹線を経て自宅についたのはちょうとお昼頃。荷物を置いてすぐにシャワーを浴び、作っておいてもらったお粥を食べたらホッとしてしまったのか、自宅のゲーミングチェアで2時間ほど眠る。その後、横になっても寝れそうな気がしたのでベッドに移動。夕飯になるまで爆睡。夕飯もお粥をもらい、子どもたちと久々の団らんを楽しんだあと一緒に就寝。

後で気がつくが、このときは頭痛に加えてなぜか目を開けるのが難しく感じられた。目がシパシパするという表現一番しっくり来るが、眠いというよりも目を閉じたくて仕方がなかった。寝不足が原因の可能性も考えられるけど、もしかすると全身麻酔の影響だったのかもしれない。

予後

退院翌日から仕事復帰したものの、声が殆ど出ない状況での業務はかなり厳しかった。ただ、金曜日だったので土日を超えたらなんとか声は戻り、月曜にはこれまで通りの働き方に戻れていた。

口内だからなのかわからないが、過去に行った外皮を切る手術とは明らかに違うスピードで回復していくのがわかった。

予後の様子をTwitterで日毎にTwitterに投稿していったので、並べてみたいと思う。

エピローグ

唾石症というそれまで聞いたこともない病気が発覚してから今日まで、長かったようでとても短かかったですが、いろんな意味で貴重な経験をすることになりました。なかなか経験できることでもないですし、あまり患者側で情報発信されている方も多くはなさそうでしたので、ブログに残してみました。拙い文章でお恥ずかしいですが、同じように悩まれている方の助けに少しでもなれば幸いです。

私が手術をしていただいた岩井先生のいる横浜市大病院以外にも口内法や内視鏡手術をされている病院はあるようですので、関東近郊でない方も悩まれたら一度ネットなどで十分に調査したうえで、かかりつけ医かご近所の口腔外科あるいは耳鼻科などにご相談の上、紹介状を書いてもらって受診されることをオススメします。

お大事になさってください。