2006年1月9日
富良野スキー場でパーク内を滑走中に転倒した。
スノーボーダーたるもの転ぶのはいつものことだったが、このときは少しスピードが出すぎていた。 大きなウェーブの頂点から空中に放り出され、何も制御ができないまま固く締まった雪面に顔面を強打。 ゴーグルとビーニー、フェイスマスクを被っていたことでショックはだいぶ和らいだものの、しばらく鼻血が止まらなくなるほどの大事故だった。
即レスキューで運ばれたが、簡易的な検査では顔面を打った以外はどこも大きな怪我はない。 救護室を出て、そのままゲレンデ近くのホテルに戻ったのだが、ユニットバスの鏡を見て驚いた。
右目の一部が真っ赤になっていたのだ。
いわゆる「結膜下出血」が起きていた。
翌日はホテルでゆっくりするつもりだったのだが、大事を取って、富良野駅近くの病院で検査をしてもらうことにした。 幸いレントゲンなどの検査で骨などに異常はなく、右目の結膜下出血に関しても打撲ではよくある症状だそう。 他に大きな問題も見当たらなかった。目に関しても全治1週間という診断結果だった。
このとき診てくれた女医さんが、当時モーニング娘だった、なっちこと安倍なつみさんを美人方向に全振りしたような、信じられないくらい綺麗な人で、診察結果は半分くらいしか聞いていなかった。
診察が終わったあと診断結果より先に妻にそのことを話したら、メチャクチャに怒られた。
このときは、まだこんなふざけた話を、笑いながらしている余裕があった。
(続く)