以前、Facebookは自分の広告の最適化にスマホのマイクから拾った音声を使ってる、という記事を書きました。
つい最近「TopBuzz Video」という、復数の動画サイトから面白い動画がレコメンドされ、 使えば使うほど自分好みに最適化されていくというアプリをインストールしました。
このアプリがなかなか秀逸で、すごく楽しく使っていたのですが、 偶然、先のFacebookアプリと同じような現象が発生しました。
クルマの中で、iPhoneを何もせずただ充電だけしている状態でダッシュボード 付近に放置していたのですが、家に帰った後このアプリを開いたら、さっき 車内で夫婦で会話していた内容に関する広告が・・・
またもやキャプチャしわすれたんですが、珍しく仕事のハナシを夫婦でしていて、 「作業効率」というキーワードを頻繁に使った記憶があったのですが、なんと 「あなたの作業効率を激的にアップ!」 みたいなタイトルで、業務改善ツールぽいものがアフィリエイトに出てきました。 これは先日のダスキン広告事件?と同じパターンだとピンときました。
なので、TopBuzz Videoに対して同じようなことを感じた人がいないのか 調べたら、やっぱりいました。
実は、TopBuzz Videoは危険性があります。理由は以下の通りです。
TopBuzz Videoをインストールする時、連絡先や位置情報、カメラ、マイク、wifi情報へのアクセス許可を求められます。動画を視聴するだけなのに、なぜこんなに権限が必要ですか?TopBuzz Videoは電話帳の個人情報を抜き取るアプリではないでしょうか? 要らない「権限情報」の許可を要求するのは危険アプリの慣用手段です。つまり、TopBuzz Videoは危ないアプリかもしれません。情報にアクセスする項目が多いのでTopBuzz Video安全性の疑問に思っている方は少なくないみたいです。今はTopBuzz Videoが危険なアプリなのかと明確していませんが、TopBuzz Videoアプリインストール時の「権限情報」に注意すべきです。もし、 心配している人がTopBuzz Videoの利用を諦めましょう
どうやらマイク以外にもデバイス側にアクセスを求めていた模様。 こんなのアプリ起動するときに確認された記憶はないんですが・・・ もしかするとアプリの利用許諾に含まれていた可能性がありますね。 さすが中華製サービス・・・といったところでしょうか。
しかし便利なアプリであることに変わりはなく、今後も使い続けたいので 余計な情報収集に関するアクセス許可を全部カットしてみます。
今回はFacebookの場合とは別で、設定→TopBuzz Videoでたどってみました。 すると下記が表示されます。
先のマイク以外に「位置情報」と「カメラ」にもアクセス許可が与えられていました。 最悪の場合、バックグラウンドでこいつが動いている間に、カメラから何か映像を 拾われていた可能性があります。怖いですねぇ。。。
先の参照元サイトにも書かれているように、要らない権限情報の許可を求めてくるのは 「危ないアプリの常套手段」であることは認識していたものの、実際にこういうことが 起こるとは思ってもみませんでした。
スマホのセキュリティは事細かに制御されてはいるものの、その隙間を縫って グレーゾーンで情報収集してくるアプリはほかにもいっぱいありそうです。 Facebookの「占い実行時のアクセス許可」から情報抜かれるパターンは定石ですが、 今後はiPhoneアプリにも十分注意していきたいと思いました。