我が愛機MacBook Airのバッテリー持ちがかなり悪くなってきたこともあって、実は別のPCに乗り換えようかとも思っていたのですが、iPad miniで間をしのげることがわかったので一部の作業をそっちに委譲しつつも、とりあえず延命措置を図ることにしました。
メモリは購入時に8GBまで上げたので、Dockerぶん回したりIDE動かしてビルドしたりしない限りメモリが不足するようなことはありません。問題はやっぱりバッテリーで、イベントに行ってちょっとメモを取っていたりするだけで夕方まで持たない。これをなんとか最終セッションまで持たせたいというのが目標となります。
DIYでやることにした理由
もちろんApple Storeにお願いして交換してもらうことも可能ですが、最低でも12,800円かかることや、その間Macが手元からなくなってしまうことなどを考えるとあまりやりたくありません。
少し調べると互換パーツもサードパーティから多く出ており、この交換にトライしたブログなどもいくつも投稿されています。過去にiPhoneのバッテリーを自前交換したりといった経験もあり、手順が明確になっていれば失敗はしない自信もあったので、DIYで交換してみることにしました。
購入したパーツ
今回購入したのはこちらになります。
他にも互換バッテリーは沢山ありましたが、1年保証がついていることや交換に必要なドライバーがついていること、PSE準拠などの安全性などを考慮してこちらにしました。実際にどうなのかは使ってみないとわかりませんが、互換バッテリーとしては ¥4,599 という価格も激安でないためバランスが良いと判断しました。
交換前の状態
普段からMacで「BATTERY MONITOR」というツールをつかっているのですが、
このツールで調べたところ、現在は新品時の83%程度のキャパシティまで落ちていて、サイクルカウントは700回オーバー。だいたいバッテリーの保証とかがサイクルカウント500ってところが多いので、そろそろ交換時期という判断は間違っていないかなーって感じです。さすがに1200mAhも少ないと体感でもバッテリーの終わり方がかなり急激に感じます。
交換手順
専用のドライバーを使ってビスを外し、バックパネルを開きます。外すのはこの8ヶ所。
ヒンジ側の真ん中2つのビスだけが長いので注意。
8ヶ所を外すとガバっとカバーが取れます
次にバッテリーのビスを外します。外すのはこの5ヶ所。真ん中を見逃しがちなので注意。
そしてこちらも下側2つだけビスが小さいので注意!
ビスを外したら、左上にあるこのコネクタを外します。フィルムがついてるのでそれを引っ張ります。
これが外れた状態。ここに新品のバッテリーを入れて元に戻せば完了です。
ビスは思いっきり締めてしまうとバッテリーのフレームやアルミカバーを破損してしまうので、軽く締めていきビスの回転が止まったところで増し締めはせずやめておく程度で良いと思います。私の純正バッテリーのフレームも最初から割れてました。
ちなみに、このおまけで付いていたドライバーですが、外側のカバーを外す用のものはネジ山をナメてしまったために使い物にならなくなり、結局自宅にあったマイクロドライバーをつかって作業しました。家にドライバーがない人は注意してつかってくださいね。
交換後の状態
バッテリーキャパシティはフルで7600mAh、サイクルカウントは4(うち1回はすで自分がやったやつ)なのでテスト程度しか使われてない正真正銘の新品であることも分かりました。
純正互換品ということでどれだけ動いてくれるかはこれから検証といったところですがいったん数字上は問題なさそうです。
状況に変化あったらまたブログに上げたいと思います。