最近はPayPayなどで電子決済が盛り上がっていますねー
私もEdyやSuica、QuicPayなど色々使っていたのですが、先日au Walletカードをベースにいろんな組み合わせを試してみて、ある最強の組み合わせにたどり着きました。 嫁さんのiPhoneにも設定してあげたところ「何この機能!超便利!」とすごく好評だったので、せっかくなのでブログ化してみます。
このエントリが終わるとできること
iPhoneをレジでかざすと銀行の口座から直接お金が支払われるようになる
必要なもの
●au Wallet プリペイドカード
プリペイドカードのお申し込み方法 | ご利用ガイド | au WALLET
●じぶん銀行の口座
●Apple Payに対応しているiPhoneとiOS
iPhone 7以降とiOS10.1以降が必要です。
上2つの上記の作り方については上の手順サイトを参考にしてください。
※ご注意※
なお、au Walletプリペイドカードは現在「au IDが登録できるau関連サービスの契約」がないと発行できないようです。。。。
全体像
手順や詳細を説明する前に、全体像をお見せします。
あいだの処理を全部すっ飛ばして、使い方と結果だけお伝えするとこんな感じになります。
その前にちょっとおさらい
実際の手順に行く前に、au WalletカードとApple Payについてちょっとおさらい。 このへんのことを理解している人や面倒な人は 読み飛ばして下さい。
1. au WalletプリペイドカードはMASTERカードとして使える
あまり知られていませんが、実はau walletプリペイドカードは「プリベイド」と書いていますが普通のプリペイドカードと仕組みが根本的に違う部分があります。
それは、MASTERクレジットカードが使えるところであればどこでも使えるというところです。
このマーク、一般的にクレジッドカードを扱っているところであれば見たことがありますよね?
VISAと同じく、クレジットカード会社のひとつです。
au walletカードはこの会社のクレジットカード精算の仕組みを用いて、au(KDDI)の社内に作った独自のシステムを使ってプリペイドの仕組みを実現しているのです!
なので、本人が支払をau walletカードで行うと、いったんMASTERを通じて精算が行われますが、実際はMASTERからKDDIにも精算金額の通知が行われていて、au walletのシステム側でau walletの残高から差し引いているように見えます。おそらく実際の会社間の取引処理は後精算でまとめて行われているでしょうし、中の仕組みがどうなっているのかはわかりませんが、仮想的とはいえこれをリアルタイムで実現できるようにしたことは本当にすばらしい!と思います。
あと、使ったことがある人は体験されているかもしれませんが、au walletの残高が不足しているとカードの決済に失敗します。プリペイドの残高が無いので使えないのは当たり前といえば当たり前ですが、少しでもシステム開発をしたことがある人であれば、
(なるほど、、、精算トランザクションが最終地点の処理で失敗してロールバックしてんだな!)
てなことを想像して店頭ニヤニヤできます。
2. au walletプリペイドカードはApple Payに登録できる
Apple Payには実にいろんなカードが登録できるのですが、au walletカードも例外ではありません。 登録するカードによって、ID、QuiclPayが決まるのですが、au walletの場合はQuicPayになります。
この登録をしておけば、au walletを使うのにいちいち財布からau walletカードを取り出す 必要がなく、iPhoneを取り出してピッとするだけでいいので、それだけでも本当に便利です。
3. au walletの神機能「リアルタイムチャージ」
ここが今回の記事のメインです!
au Walletには、他のプリペイドカードにもよくある機能として「オートチャージ」機能があります。 au walletの残高が一定額以下になると自動的にチャージをしてくれるアレですが、auはひとあじ違います。
au walletの残高が0円だった場合に、「差額の金額だけ」を、連携させた「じぶん銀行の口座から」引き落とすことができます。
つまり、カードと銀行の間にあるau walletへの面倒なチャージを全部すっとばすことができる仕組みです。
あまり知られていないこの機能、実は世界初なんだそうです!すごいですね。
引き落とし手数料はもちろん無料。つまり、ATMから下ろすための手間やATM引出し手数料の無料回数上限などを気にすることなく、事実上の現金支払をMASTERカードを使って何度でも行うことができるのです!
要は「au Walletカードをデビットカードとして使う」のとほぼおんなじです。
しかも!しかもですよ!
au walletプリペイドカードに「チャージ」したり「使ったり」すると、それだけでau walletポイントがたまります。 今回の方法を使うと、銀行から現金で払っているだけなのに、「チャージ」と「利用」の両方のポイントが勝手に溜まっていきます。もちろん溜まったポイントはau walletへのチャージに使うことができます。
これを神機能と呼ばずしてなんと呼ぶのでしょう!
au ユーザーであれば、この機能を使っていないなど意味がわかりません。
手順
では、実際に連携させていく手順をお伝えします。
「必要なもの」に書いたものは全部揃っている前提で進めます。
1. au Walletにリアルタイムチャージ設定をし、チャージ方法をじぶん銀行にする
少し手順が古いかもしれませんが、下記に手順がまとめられているので参考にしてみてください。
http://goodbye-wallet.com/setting-au-wallet/jibun_bk_connect/
2. Apple Payにau Walletカードを登録する
こちらも下記に手順がまとめられています。
必要なモノが揃っていれば、設定手順はこの2つだけです。
実際、使ってみるとどうなるか?
もういちど手順を見てみます
こんな感じでコンビニで支払を試してみて下さい。私も初回はドキドキ♪しました(笑)
実際にコンビニなどでApple Payを使って精算してみた結果がコチラです(私の個人情報ですが晒しちゃいます・・)
↓まず私のau Walletの残高は常に0円です。今回の機能を使うなら入れておく必要がまったくありません。
↓これがau Walletアプリから見れる利用履歴です。使った履歴が全部見れます。
↓またどこで何にいくら使ったのか?の詳細も見ることができます。
↓そしてこれがじぶん銀行アプリのタイムライン(取引履歴)です。 まったく同じ金額が表示されていることがわかると思います。
普段からコンビニを愛用している私の場合、これのおかげで財布を持ち歩くことが極端に減りました。 iPhoneとau walletプリペイドカードだけ持っていれば、東京では殆どの精算が済んでしまうからです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
私もこの方法にたどり着いたとき、謎の脳内麻薬がドバっと出たことを覚えています。 それほどにヤバイ機能だと思います。
最近、Fintechや電子決済といったキーワードがある種のムーブメントになっていますが、
「現金主義でクレカも使わない私には関係ないな・・・・」
なんて思っていたアナタも、これなら安心です。なにせ、じぶん銀行に残高が残ってさえいなければ、このカードは使うことすらできませんからね。クレジットカードだとつい使いすぎてしまって、、なんて人にとっても神機能じゃないでしょうか。
au の iPhoneユーザーだったら、とにかくじぶん銀行やau walletカードを作ってこの機能を試してみてください。きっとこの便利な生活に感動すると思いますよ!