電磁波に撃たれて眠りたい!

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第2回 大企業スキル勉強会 に参加してきた

CLS高知での出会いでつながった 大澤あつみ さんが主宰されている、「大企業スキル勉強会」というものに参加させて頂きました。

https://twitter.com/atsumiee

speakerdeck.com

趣旨としては以下で

大企業に所属しているか、過去所属していた人が集まって、自分たちが大企業で学んだスキルを棚卸しして自己肯定感を上げ、今後のキャリアに活かそう!といった趣旨の集まりです。

今回、全3回で構成されている今回のセッションでは、以下の書籍を読んで個人ワークをやってくる必要があるのですが、これがいま悩める自分にとっては本当によく効きました。 私も週末を使ってAMMシートを完成させ当日に臨みました。

アジェンダとしては以下の進行だったんですが、

この回に参加してみて、参加前に想定していたこととまったく違った気づきがあったのでメモっておきます。

◯自己肯定感だけではなく自己効力感/自己有用感が上がる

JTCなどというワードで揶揄されがちな日本の大企業に長く居ると、「潰しが利かなくなる」(他の会社では使えない人間になってしまう)のでは、という焦燥感や危機感にさらされてしまうことが多々あります。この勉強会では、大企業に居た/居る経験が決して無駄にはならないよ、ということを棚卸ししていくなかで気づくためのワークショップで、いってみれば「自己肯定感」を上げるために行われていると思っていました。

jadosuru.com

しかし、私の場合、実際にこの場に参加し、上がったのは自己肯定感というより「自己効力感」や「自己有用感」でした。

話しながら気づいたのが、「自己効力感」で、悩み続けていることの内容の多くはだいぶ自分で答えが出始めていて、その目的を達成するために必要な決断ができないでいる状況に気づくことができ、目的地へ向かうためのスキルや経歴がすでに自分には備わっているのではないか、というものでした。

そして最も驚いたのが「自己有用感」です。上記のサイトの内容から参照すれば、

自分と他者(集団や社会)との関係を自他共に肯定的に受け入 れられることで生まれる、自己に対する肯定的な評価。

で、ワークのなかで他の方のお話を聞きいて感心し、悩んでいることもお聞きし、その中で自分にできることはないかと考えてお話していくなかで、自分に対する悩みの答えは出せないのに、他の方に対しては提案が出せることがある、ということに気づけたのは本当に新しい発見でした。

◯心理的障壁が極めて低い

いまエンタープライズに居るかあるいは居た経験がある人がメンバーとして参加されているので、「勘所」がわかっている人が多い。極論してしまえばNDAを結んでないのでここでの発言が口外されてしまうことに何の法的拘束力もないのですが、皆さんそのあたりをとても大切に扱っていて、場所によったら失言に近い内容のぶっちゃけトークもやりやすく、私もほかでは絶対に喋れない内容をお話させていただきました。

アジェンダの途中にあるブレイクアウトルームでのワークショップでは、3人というこれまた絶妙な人数割りと、15分x3セッションという時間割のおかげでアイスブレイクもそこそこに核心に入っていくことができました。この人数が5人6人と多いと様子見してしまったりアイスブレイクに時間がかかってしまったり、誰かが時間をとってしまった場合の調整が難しい。自分が別のワークショップをオンラインで開く場合にはぜひ真似したいと思いました。

◯21時スタートのありがたさ

今回、実は東京で業務を行った後、新幹線で帰宅した後に自宅で勉強会に参加しました。普段であれば夕飯もたべ子供と一緒にお風呂に入り、寝かしつけの準備まで行ってから参加できるこの時間帯は非常にありがたいと感じました。オフラインであれば業務後の19時に開始し21時頃終了、その後懇親会を経て帰宅、となりますが、オンラインの場合はこのコロナ禍での頻繁な開催を経たあと、懇親会は盛り上がらないということが分かり行われなくなったケースが多く、であればむしろ最初から21時スタートのほうが諸々調整し易いのかもしれません。

事実、当日はある方が会議が思ったより早く終わったので飛び込みで参加してくるなどのサプライズもありました。 またやりようによりますが、別のセミナー形式のオンライン勉強会に出てからハシゴしたり、あるいは定時に上がってから参加するまでの時間で、予備情報をインプットするなどにも使えるかもしれません。これまた新しい発見となりました。

コミュニティの真価

ここ最近はとにかく悩みに悩んでいるわけですが、悩みが込んでいくと矢印が自分にばかり向いてしまい、答えが出ないと無力感に苛まれていきます。が、やっぱりそれではダメなんですね。いったん矢印を外して、他の人と話してみる。それだけでも違う視点が見えてきます。 まさに「早く行きたければ、ひとりで行け。遠くまで行きたければ、みんなで行け。」です。自分の弱さも認めて、だけど役に立てる可能性も信じて、みんなで行く。そのためにコミュニティはあるし、大切なんですね。

motivation-up.com

まだまだ「老いた子羊」は迷いの最中におりますがwwww

行動を起こすことによっていろんなモノが見えてくるってのは、あつみさんに相談し、この勉強会に参加するということでも実感できています。 答えが出るまでは、もうすこし藻掻いてみたいと思います。

Togetterまとめ

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あつみさんのnote

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