2019年5月29日(水)〜30日(木)の2日間、ザ・プリンス パークタワー東京で開催されたMicrosoft de:code 2019に参加してきました。
これまでAWS、GCP関連のPublicイベントは行っていましたが、今回生まれて初めてのMS de:code参加となります。初参加ということもあり、いろいろ思うところもあったので、セッション参加レポとあわせて感じたところをまとめてレポートしようとおもいます。
※長いので、全部で3部作にわけました。
初参加でいきなり立ち見の洗礼
de:codeが初というよりもおそらくMicrosoft系イベントの参加が初だったと記憶しており、せっかくなのでキーノートは会場で見よう!と意気込んでいったのですが、開始30分くらいまえに会場到着しましたが、場所がわからずうろうろして20分前に入ったら完璧な立ち見になってました(汗)
会場到着!20分前で立ち見!大盛況ですねー #decode19 pic.twitter.com/URiXrPW90l
— mamohacy (@mamohacy) May 29, 2019
そしていよいよ開始。Keynoteとしては動画に凝ってるというところは他のクラウドサービスプロバイダと同じですね。
はじまた!! #decode19 pic.twitter.com/NFWNNr8d98
— mamohacy (@mamohacy) May 29, 2019
そして平野社長登場。この写真は興福寺の阿修羅像で、MicrosoftのAIサービス「Cognitive Services」を使ってこの阿修羅像は23歳であろうと推定されたとのこと。
平野社長登場。阿修羅像?? #decode19 pic.twitter.com/JpDk1eJuRI
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で、スクリーンに投影されている登壇者の上の文字ですが、ぱっと見、非常に口語調として自然で、Typoまであったりしたので人間が打ってるのかと思ったのですが、
リアルタイムで字幕出てる。手打ちかな。自然言語処理だったら凄いんだけどな #decode19 pic.twitter.com/4M7DugEZmR
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他の人のTwitterを見てびっくり。これAzureの自然言語処理をつかってリアルタイムに表示されているとのこと!マジで凄い!
キーノートの画面に出てるの自動翻訳なのか!!すげー!! #decode19
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その後、平野社長の日本語だけでなく、英語で発表される内容もその場で自動翻訳して日本語表示に!これもまためちゃくちゃ自然。あまりに自然すぎてそっちのほうばかり見てしまい、内容が入ってこないくらい(笑) こういうのをサラっとキーノートに差し込んで技術PRしてくるところは素晴らしいですね!
すぱたろうさん登場。自動翻訳がすごすぎてちょっと中身が入ってこない笑 #decode19 pic.twitter.com/HhXw2sgt3B
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Microsoft 365について
Microsoftがエンドユーザーとのタッチポイントに使っているのがOfficeであることはゆるぎのない事実ですが、かれらはそれを別の方向で進化させていこうとしていることを感じました。
ツールがスマートデバイスになったあと、アプリが人にをサポートする形になった ヒューマンセントリック #decode19 pic.twitter.com/Uk3UlKQiOv
— mamohacy (@mamohacy) May 29, 2019
これまでは道具を人が使いこなすことに価値があった。つまりITの中心はテクノロジーそのものだった。けれども、いまはデバイスもアプリもネットワークもすべて進化したことで、中心にあるのがテクノロジーではなく、人間そのものになった。だからMicrosoftは365を中心に、ヒューマンセントリックな体験価値を上げていくんだ、というメッセージが強烈でした。
WindowsもOfficeもTeamsも、人を中心に据えた形で未来を描いている。道具を使いこなすために勉強するような時代は終わった。そんなことをしなくても使えるようになる時代がかならず来る。我々の手で!といった感じでしょうか。
突如として喋りだす「AIりんな」
365の後に続けて、突然AIりんなが登壇!?乱入!?してきて、ちょっとアイスブレイク これも他のイベントのキーノートでは見たことがありません。
りんなが喋り出した! #decode19 pic.twitter.com/PNUOenj4FV
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平野社長の踊る動画などを自身の歌にあわせて踊らせるなど凝った演出がいい息抜きに。
しかしこれ、よく考えるとものすごいことやってますよね。だって、歌ってるのは「AI」、撮影した動画にダンスの振り付けを合成するのも「AI」、ナレーションしてるのも「AI」ですよ?アイスブレイクのネタとして入れてきたセッションだとは思いますが、ここにもさらっと技術を入れてくる。うーん。策士ですね。
別撮りの動画に振付スケルトンを合成してダンス動画を作るのか #decode19 pic.twitter.com/CuQ99oHwbi
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キーノートでライブデモ!?
私がde:codeのキーノートに参加してみて一番違和感というか衝撃を受けたのがコレ。
おもむろに”チャック”井上さんが登壇するので何をするのかと思いきや
井上さん登場 #decode19 pic.twitter.com/NYTanhZRtd
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Keynoteでライブデモをしてしまうところです。他のクラウドサービスプロバイダのPublicイベントで、ブレイクアウトセションでやっているのは見たことがありますが、キーノートでやっているのは過去に経験がありません。
ライブコーディング開始ー! #decode19 pic.twitter.com/v6X3jfiMwt
— mamohacy (@mamohacy) May 29, 2019
しかしこの方法、ものすごくリスクは高いですがおそらく訴求効果は抜群で、限られた時間、それも絶対に失敗が許されない状況で、その場でライブデモやライブコーディングしながら、ビルドされたサービスはもちろん、それらを支えるAzureサービスもリアルに動かしていく様というのは、とてもチャレンジングでゾクゾクしました。
MRセッションは凄い演出があった!らしい。。。
キーノートの時間がだいぶ押していたこともあり、Twitterでかなり並ぶと聞いていたので泣く泣く早めに退室。。。 しかし、なんかすごいデモをやっていたみたいで、最後まで聞いてればよかったなと激しく後悔。。。
きっぷまんさん!MRセッション #decode19 pic.twitter.com/435CMjFMDF
— mamohacy (@mamohacy) May 29, 2019
まあこの列じゃ仕方ない、、、と無理やり自分を説得。
ルームG待機列。めっちゃめちゃ並んでる、、、 #decode19 pic.twitter.com/HLTzCkFJFs
— mamohacy (@mamohacy) May 29, 2019
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初回ということでちょっと無理してでも現地参加できてよかったです。 やっぱりキーノートはライブですよね〜
でも残念ながら参加できなかった方、ライブストリーミングを見逃してしまった方、動画共有されてますのでこちらからどうぞ!
「中編〜参加セッション紹介&EXPOデモ参加編〜」に続きます。